ちっちと ぴっぴです♪

私は本を読むのが大好きな67歳です。
毎晩、ベッドに入って本を開くのが楽しみで、本を読みたくて早めにベッドにはいることもしばしばです。思えばお袋も母方の祖母も大の読書家でした。これってつまり、遺伝なのかも?
子供の頃、祖母がいつも同じ本を読んでるので、「読むかたっぱしから忘れてしまうなら1冊だけで良いよね♪」と言ってからかったものでした。ヤなガキだよね〜。
お袋は晩年、グループホームにて文庫本を1ページずつ折り曲げてはまた開いて、また半分にページを折ってはていねいに開くという作業を朝から晩まで繰り返していました。その頃はもう私の顔を見ても無反応で、完全に「ありがたい人」になっていたっけ・・・。

さて。
そんな読書家(おいおい^^;)の血を引く私ですが、どうも好きな作家が偏ってしまっていて、新しい作家さんを開拓する意欲がありません。いや、何度かチャレンジはしました。これは?と思って買ってきて読み始めるとすぐに飽きてしまったり、あぁ〜こういうテイストの作家さんはダメだなとか、どうも今風の小説は薄っぺらい気がしてなじめません。
全国の本屋さんが選んだ大賞作品とかいうのも、なんだか底が浅くて最後まで読む気がしません。生意気ですね。そんな私、女性の作家さんが大好きなようです。男性は荻原浩さんと浅田次郎さん。たま〜に重松清さんくらいかな?
女性はなんといっても有川浩さん、恩田陸さん、宮部みゆきさん、西加奈子さんときて、それから小川糸さん、梨木香歩さん、ちょっとおどろおどろしい加門七海さんあたり。沼田まほかるさんも好きな作家さんです。

それ以外だといわゆる猫もの。ただしこれは当たり外れが大きい(汗)。
そしてもう一つの大好きなジャンルは日本の神話もの。古事記でいうと上巻までですかね。中巻と下巻はあまり興味がなくて、神武天皇から始まる中巻はせいぜいヤマトタケルの手前くらいまで。あとはややこしくてね。親子兄弟の殺し合いやら近親相姦やら、あの頃のスメラビト嫌いです。
そんな偏屈な読書家は先日も可愛らしいニャンコのイラストがカバーになった猫ものらしい小説を購入しましてね。ちょっと興味をそそる設定みたいだったのでいそいそとベッドに入って読書開始♪ これ、ハズレでした(;;) 猫が準主役的なポジションにいるんだけど、語りたいエピソードが多すぎてどんどん猫から外れてしまう。あわてて猫に戻るんだけどかなり強引。気の毒な猫さん。
前述の作家さんの小説だと、ほんのちょっとだけ猫のエピソードが書かれていて、それはホントにささやかなエピソードなんだけど、その猫の話があるからこそ全ストーリーが深い感動に包まれる・・・なんてことがしょっちゅうなんです。さすが一流作家は腕が違うのです。
あ、話は突然変わりますけど、今年も徳島の妖怪姉妹から嬉しいおチョコが届きました。

しかしコレ、食えるか! 可愛いすぎるだろ! 食べるけど。

どうもありがとうございます♪
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